「mixhost」の評判・口コミをレビュー。速度検証の結果は?

mixhostの評判

「mixhostの導入を検討している」「評判・口コミが気になる」という方に向けて、実際にmixhostを利用している筆者の視点からメリット・デメリットをレビューします。

この記事を読むことで、自分がmishostを利用すべきかどうかわかるようになります

【総括】mixhostの評判・口コミをレビュー

mixhost
稼働率99.99%保証
転送量18TB~/月
料金初期費用0円、月額968円~
SSL化無料
自動バックアップ1日1回、過去14日分(復元無料)
WordPressインストール
データベース数無制限
セキュリティAI搭載のWAF、アクセス制御技術など
利用者数・シェア20万サイト以上

mixhostは低コストでハイスペックなサーバーを利用できる、コストパフォーマンスに優れたレンタルサーバーです。

具体的には、日本で初めてとなるHTTP/3の採用や稼働率99.99%保証など、サイトの読み込み速度や安定性に関わる部分のスペックが高いのが特徴です。

実績も豊富で、処理速度やアフィリエイター&ブロガーからの満足度などではNo.1を獲得しています。

mixhost

特にWordPressでサイトを作りたい場合は、手順が非常にシンプルになるのでおすすめです。SSLも自動的に適用してくれます。

デメリットとしては、サーバー会社としての歴史が短いことが挙げられます。エックスサーバーなどと比べると、どうしてもネームバリューや解説記事の数、利用者数などは劣ります。

とはいえ、mixhostもすでに20万サイト以上の導入事例(2021年9月現在)があるため、実績面での信頼性に不安を覚える必要は無いでしょう。

mixhostのポイント
  • 低コストでハイスペックなサーバーを利用できる
  • WordPressの構築やSSL化が非常に楽
  • 歴史は少し浅めだが、純粋に便利さやスペックだけで選びたい方にはおすすめ

以下で、mixhostを実際に利用している筆者の視点から詳細を解説していきます。

WordPressでサイトを作るならmixhostはかなり便利

WordPressでサイトを構築したい場合はmixhostを選ぶとかなり便利です。他の有名サーバーと比べても相当ラクに必要な設定をすることができます。

具体的には、独自ドメインの取得やWordPressのインストールの手続きが実質的に省略できる点が大きいです。

  • サーバーを申し込む手順の中で独自ドメインも同時に取得できる
  • サーバーの申し込み・支払いが完了した段階でWordPressのインストールが完了している

mixhostでWordPressを始める具体的な手順は下の記事で詳しく解説しています。

初めての方でもわかりやすいように画像をたくさん使って説明していますので、実際にmixhostでWordPressを作る時にはぜひ参考にしてみてください。

mixhostでWordPressを始める 「mixhost」でWordPressを始めるのが簡単すぎる!インストール手順を解説

mixhostはドメイン取得がかなり楽

mixhostはドメイン周りの条件もかなりよいです。

先ほども触れましたが、サーバーを申し込む過程で独自ドメインも同時に取得できます。また、mixhostを使って取得するだけで、SSL化(暗号化の仕組みを用いたセキュリティ対策)も自動的に完了します。

他のサーバーだと、サーバーの申し込みに加えて別途ドメインを取得し、その上でSSL化の手続きを踏む必要がありますが、mixhostだとかなり手順がシンプルです。

無料キャンペーンも

さらに、ドメインの永久無料キャンペーンも実施しており(2021年9月現在)、サーバーを新規で申し込むだけで .com などのメジャーのものも含む9つのドメインが永久無料で取得できます。

手続きが楽なだけでなく料金も無料になるためかなりよい条件かと思います。

mixhostは自動的にSSL化してくれる

mixhostのSSLはシェアが世界No.1のCOMODO社を認証局としており、かつ無料で利用することができます。

上述の通り設定は全自動なので、手間をかけることなくセキュリティを担保することができます。

memo
http://からhttps://へのリダイレクト設定は必要です。とはいえ簡単に済むのでご安心ください。手順は下記の記事で解説しています。
mixhostでWordPressを始める「mixhost」でWordPressを始めるのが簡単すぎる!インストール手順を解説

mixhostの料金プラン

mixhostは高性能の割りに料金は安めです。具体的なプランは下記の通りになります。

※ 2021年9月現在、プレミアム以上のプランのお申し込みでで初回の料金が半額(12ヵ月以上の契約でキャンペーン対象のドメインも永久無料で取得可能)になっています。

スタンダードプレミアムビジネスビジネスプラスエンタープライズ
36ヶ月契約
968円/月
36ヶ月契約
1,958円(初月979円)/月
36ヶ月契約
3,938円(初月1,969円)/月
36ヶ月契約
7,898円(初月3,949円)/月
36ヶ月契約
15,818円(初月7,909円)/月
24ヶ月契約
1,023円/月
24ヶ月契約
2,068円(初月1,034円)/月
24ヶ月契約
4,158円(初月2,079円)/月
24ヶ月契約
8,338円(初月4,169円)/月
24ヶ月契約
16,698円(初月8,349円)/月
12ヶ月契約
1,078円/月
12ヶ月契約
2,178円(初月1,089円)/月
12ヶ月契約
4,378円(初月2,189円)/月
12ヶ月契約
8,778円(初月4,389円)/月
12ヶ月契約
17,578円(初月8,789円)/月
6ヶ月契約
1,298円/月
6ヶ月契約
5,258円(初月2,629円)/月
6ヶ月契約
2,618円(初月1,309円)/月
6ヶ月契約
10,538円(初月5,269円)/月
6ヶ月契約
21,098円(初月10,549円)/月
3ヶ月契約
1,518円/月
3ヶ月契約
3,058円(初月1,529円)/月
3ヶ月契約
6,138円(初月3,069円)/月
3ヶ月契約
12,298円(初月6,149円)/月
3ヶ月契約
24,618円(初月12,309円)/月
初期費用
無料
初期費用
無料
初期費用
無料
初期費用
無料
初期費用
無料
ご利用料金 | mixhost (ミックスホスト)

契約期間を長くするほど月額費用が安くなり、スタンダードプランで36ヶ月契約だと月額は968円です。

他の有名レンタルサーバーと比較してみましょう。

               
レンタルサーバー料金
mixhost初期費用0円、月額968円~
エックスサーバー初期費用3,300円、月額990円〜
ConoHa WING初期費用0円、月額792円~

エックスサーバーだと初期費用が3,300円かかりますが、mixhostだと無料である上に月額費用も少し安いです。

mixhostのスペックの詳細

上記でmixhostの特徴を解説してきました。これらに加えて、細かなスペックを見てもmixhostには優位性が多いので、以下で一つずつ解説します。

稼働率99.99%保証

稼働率とはサーバーが正常に動いている時間がどれくらいの割合を占めるかを表した数字です。

mixhostは稼働率99.99%を保証のラインとし、それを下回ると利用料の一部を返金してくれます。

サーバーでもっとも重要な要素の一つである安定性に強みがあることは、mixhostの大きなメリットでしょう。

独立制御されたサーバーリソース

mixhostでは、一般的なレンタルサーバーと違い、サーバーのリソースを契約ごとに独立して制御しています。

一般的なレンタルサーバーは一つのサーバーを複数の契約者で完全に共有しているため、自分がそれほど使っていなかったとしても、他の契約者のサイトがバズるなどして巨大なアクセスが集中すると、自分のサイトまで落ちてしまう可能性があります。

それに対して、サーバーの中でそれぞれの契約者が使うスペースを独立させて制御しているmixhostでは、同じサーバーを共有している他の契約者からの影響が少ないです。

これはmixhostが高い安定性を維持している根拠の一つと言えるでしょう。

転送量18TB ~ /月

Webサイトが表示される時は、ブラウザからのリクエストに応じてサーバーから必要なデータがに転送されます。また、サーバーにデータをアップロードする時や、メールの送受信の時にもサーバによるデータの送受信が発生します。

転送量とは、このようなデータの送受信を、一定期間の中でどれくらいの量で行なえるかを表した数字です。

転送量の図解

mixhostの転送量はもっとも安いスタンダードプランでも月間18テラバイト(=18,000,000メガバイト)が目安です。

画像が多くて重めのページでも通常は1ページで数メガバイトなので、よほど巨大なアクセスが発生しない限りは問題無くさばけます。

また、万一目安の転送量を超過しても翌月になるまで処理が遅くなるだけで、自動で課金されたりサイトが完全に表示されなくなったりすることはありません

LiteSpeedの採用

mixhostはWebサーバーにLiteSpeedを採用しています。

LiteSpeedは広く使われているApacheなどと比べて速度性能が高く、サイトの表示スピードが良くなる傾向があります。

実際に複数のWebサーバーで1秒あたりの処理量を比較したデータを見ると、下記のようにLiteSpeedの成績がかなり良いことがわかります。

LiteSpeed, Nginx, Apache(+FPM), Apache(+EA4 Default)

LiteSpeedと他のWebサーバーの速度比較

PHP Hello World Benchmark – LiteSpeed Technologies

自動バックアップ

悪意のある他者からの攻撃や運営側のミスなどで、サイトのデータが消えてしまうリスクはゼロではありません。

そのような時、バックアップがあれば元の状態に復旧することができます。

その点、mixhostは自動的に毎日1回サイトやメールのデータをバックアップしてくれるので安心です。

その上、万一データが消失した時にはバックアップデータを無料で提供してもらうことができます

他のサーバーだと復旧に料金がかかる場合もあり、例えばエックスサーバーだと5,000円を支払う必要があります。

コストがかからない面も含め、mixhostのバックアップ機能は魅力です。

データベース数

データベースはWebサイトの画像などのデータを保存しておく場所で、複数のサイトを運営したい場合はデータベースも同じように複数使えることが望ましいです。

mixhostはデータベース数が無制限です。つまり、かなり自由にサイトを増やすことができます。

個人でも法人でも途中でサイトの数を増やしたくなるケースはよくあるため、これも利点の一つと言えるでしょう。

セキュリティ

mixhostは全体的に新しい技術も積極的に取り入れるサーバーで、セキュリティ面でもその特徴が表れています。

例えばAIを使ったファイアウォールなどを搭載しており、高度な攻撃からもサイトを保護することができます。

不正なソフトを自動的に検知して隔離するなど、セキュリティ面に優れています。

mixhostの2つのデメリット

これまでmixhostのメリットを中心に解説してきましたが、デメリットもあります

  • レンタルサーバーとしての歴史が浅い
  • コントロールパネルに専門用語が多い

以下でそれぞれ解説します。

レンタルサーバーとしての歴史が短い

mixhostを運営するアズポケット株式会社は2016年の創業で、mixhostのサービス提供も同年に始まっています。

2003年から続く老舗のエックスサーバーや東証一部上場企業のGMOインターネットが運営するConoha WINGなどと比べるとネームバリューではどうしても見劣りします

また、歴史が短い分、利用者による解説記事などもエックスサーバーなどよりはどうしても少なくなります。

例えば「mixhost 使い方」と「エックスサーバー  使い方」で検索してみると、ヒット数はmixhostが約6万件、エックスサーバーは約250万件です。

「mixhost 使い方」と「エックスサーバー  使い方」の検索ヒット数の比較

普通に運用していて生じるであろう疑問は多くの方が解説しているのでそれほど心配はいりませんが、初心者でどうしても自信が無いという方はシェアNo.1のエックスサーバーの方がより安心です。

エックスサーバーの評判 エックスサーバーの評判・口コミをレビュー【インタビューあり】

コントロールパネルに専門用語が多い

mixhostの管理画面は主に下記の2つがあります。

マイページ
登録情報の確認や変更などをおこなう管理画面
コントロールパネル
サーバーの設定をおこなう管理画面

マイページはわかりやすいのですが、コントロールパネルはかなり専門的な用語が並んでいて初心者の方には取っつきづらい部分があります。

コントロールパネル

サイトを運営する中でコントロールパネルを触ることは少ないですが、このような羅列を見るだけで嫌になってしまう方は避けた方がよいかもしれません。

mixhostの申し込み・解約方法

申し込み方法を解約方法もそれぞれ解説します。

mixhostの申し込み方法

mixhostの申し込み方法については下記の記事で詳しく解説していますので、手順を確認したい場合はこちらをご覧ください。

mixhostでWordPressを始める 「mixhost」でWordPressを始めるのが簡単すぎる!インストール手順を解説

mixhostの解約方法

mixhostはやめたくなったらサクッと解約できます。複雑な条件がついていたり手続きが面倒だったりすることはないのでご安心ください。

まずマイページにログインして、ナビゲーションからサービス > マイサービスと進みます。

mixhostのマイページのナビゲーション

契約しているサービスの一覧が表示されるため、解約したいものをクリックします。

mixhostのマイページ(マイサービス)

左側のメニューの「アクション」の中から「解約申請」を選びます。

mixhostのマイページ(アクション > 解約申請)” class=”wp-image-999″></figure>



<p>理由を簡単に記入の上、キャンセルタイプのプルダウンで「契約期間の終了後解約する」と「直ちに解約する」から希望する方を選択します。</p>



<p>そして「解約申請」をクリックすれば完了です。</p>



<figure class=mixhostのマイページ(解約申請)

【検証】mixhostの速度を他のサーバーと比較

mixhostは表示速度の高さがメリットの一つですが、実際どうなのか検証してみました。

検証内容
コピーして作成した完全に同じ内容の2つのサイトを、mixhostとエックスサーバーにそれぞれ乗せて、反応速度を計測。

結果は以下の通りです。mixhostの方が表示速度が早いことがわかります。

mixhostとエックスサーバーの反応速度の比較

また、Googleが提供するPageSpeed Insightsでも同じ内容で測定を実施しました。結果は以下の通りです。

PageSpeed Insightsでmixhostとエックスサーバーを比較

こちらでも同様にmixhostの方が早くという結果が出ました。

mixhostの評判・口コミをレビュー:まとめ

今回はmixhostについて解説してきました。

総じてハイスペックかつコストも安く、魅力的なサーバーの一つです。特にWordPressサイトをできるだけ手間なく構築したい方や、サイトの表示速度にこだわりたい方などにはおすすめです。

ただし、わかりやすさや解説記事の多さという面ではエックスサーバーに少し劣ります。

メリット・デメリットを踏まえて、自分に合う方をご選択いただければ幸いです。

下記の記事ではmixhost、エックスサーバーを含む複数の有名レンタルサーバーを詳しく比較しているので、ご興味があれば併せてご覧ください。

おすすめのレンタルサーバー レンタルサーバーのランキング!おすすめの8つを厳選【個人向け・法人向けをそれぞれ比較】

この記事がレンタルサーバー選びの参考になれば幸いです。