Facebook広告のバナーデザインで重要な4つのポイント

執筆者:牧野健人
Facebook広告のバナー 4つの重要ポイント

Facebook広告の成果を向上させるには、運用手法はもちろんのこと、バナーのクオリティが非常に重要です。この記事では、Facebook広告におけるバナーの位置付けを説明した上で、作成する上での具体的な4つのポイントを解説します。

本記事の公開時にポイントの1つとして挙げていた「テキストルール20%を守る」は、Facebook広告の仕様変更により同ルールが撤廃されたため、削除しました。

Facebook広告のバナーの位置付け

Facebook広告大きく分けて3つのパートから成ります。

Facebook広告の構成

これらがまとめて1つの広告として表示されるため、バナーだけですべてを語り切る必要はありません。それぞれの位置付けを踏まえて、全体として訴求を設計しましょう。

バナー・見出し・メインテキストの位置付けは、(色々なパターンがありますが)基本は下記の通りです。

バナー
アイキャッチ・メイン訴求
見出し
サブ訴求・サービス概要
メインテキスト
詳細の補足

やはりバナーがもっとも目立つ部分なので、ここでしっかりとアイキャッチ(ユーザーの注意を引く)を行い、もっともアピールしたい訴求点を提示します。その上で、見出し部分でサブの訴求、あるいはサービスの概要を提示しレリバンシー(自分ごと化 = 「この広告は自分にとってメリットがあるものだ」と感じること)を高めてクリックに導きます。

メインテキストはバナーと見出しと比べると影響度は落ち、読まずにクリックするユーザーも多いため、必須の情報でなくあくまでもメイン訴求・サブ訴求を補足する内容を入れるようにしましょう。

Facebookのバナーを設計する際は、上記の全体感を踏まえて構成要素を決めましょう。

Facebook広告のバナーデザインの4つのポイント

Facebook広告のバナーを作成する時の4つのポイントは下記の通りです。

メインの訴求を絞る

バナーという限られた範囲の中に、メイン訴求、サブ訴求、CTA、などたくさんの文字要素を入れると、配信面で視認性が非常に悪くなってしまいます。

PC上でデザインしている時は大きい状態で見ているので気付きづらいですが、実際に広告として配信される時の表示サイズはかなり小さいです。特にPCの右側広告枠やスマホで見ると、少ない文字数だけでバナーの面積を目一杯使ったデザインでないと文字がほとんど読めません。

また、Facebook広告のバナーの位置付けでも述べた通り、Facebook広告ではバナーですべてを語り切る必要はありません。

したがって、バナーで訴求する情報は1つに絞り、確実に視認性を担保しましょう。その上で、それを補強するサブの訴求や行動喚起の要素を見出しや本文に入れることが効果的です。

何の広告なのかが一瞬でわかるビジュアルを配置する

上述の通りバナー内にテキストで入れられる情報量が比較的少ないので、その分ビジュアルで理解を促す必要があります。

重要なのは、それが何の広告なのかが一瞬でわかるビジュアルを配置することです。

例えば、クレジットカードのバナーを、顕在層(クレジットカードを作る意欲がすでにある層)に配信するとします。この場合、クレジットカードの券面の画像をメインビジュアルとして配置することで、ユーザーの興味と合致した広告であることが瞬時に伝わるため、配信面で目を留めることを期待できます。

気をつけたいのが、「インパクトがあるから」という理由で商材と関係の無いビジュアルを配置してしまうことです。アイキャッチ力は、画としてのインパクトよりも、ユーザーのニーズとの親和性の高さによって決まります。

スクエアサイズを活用する

Facebookのバナーの縦横比はいくつかありますが、メインは横長(1.91:1)とスクエア(1:1)の2つです。このうち横長(1.91:1)は他の広告媒体でもよく使うので、転用する目的でこの比率でFacebook広告のバナーを作成するケースも多いです。

しかし、横長とスクエアを比較すると、スクエアの方が画面占有率が高いためクリック率が良い傾向があります。また、Facebook公式もフィード配置についてはスクエア(1:1)を推奨しています。

なので、スクエアのバナーは用意するようにしましょう。ただし、右側広告枠については横長(1.91:1)に最適化されていますので、できるだけどちらも作成するのが望ましいです。

Instagramにも配信する場合は専用のバナーを作る

FacebookとInstagramは同じ会社が運営しているため、広告媒体としても同じプラットフォームを共有しています。多くの場合、同じバナーが流用されていますが、Instagram面はfacebook面と仕様に違いがあるため、作り分けるのがオススメです。

Instagram広告のバナーのポイントはインスタグラム広告のバナーデザインで重要な5つのポイントで解説していますので、併せてご覧ください。

Facebook広告のバナーデザイン:まとめ

Facebook広告のバナーのポイントについて解説してきました。

まず、Facebook広告は主にバナー・見出し・メインテキストで構成されますが、それぞれの位置付けは基本的に下記の通りです。

バナー
アイキャッチ・メイン訴求
見出し
サブ訴求・サービス概要
メインテキスト
詳細の補足

また、バナーを作成する上でのポイントは下記の4つです。

効果的なFacebook広告のバナーを作成する上でお役立てください。

この記事の執筆者

牧野健人

牧野健人

株式会社リラクス 代表取締役。マーケティング領域におけるクリエイティブ改善を専門としながら、アクセス解析やSEOの知見、ならびにデザイン・コーディングのスキルを活かしクライアントの成果向上のための取り組みに尽力しています。