AAテストでABテストの正確性が上がる理由とは?

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AAテスト

ABテストで勝ちパターンを明らかにして、それに則ってサイトの改善を繰り返しているのに、最終的な成果が思うように上がらない…という経験をしたことがありませんか?

それは、もしかしたら実施しているABテストの正確性が十分では無いのかもしれません。

では、ABテストの正確性を上げて最終的な成果を改善するにはどうしたらよいでしょうか。

今回解説するAAテストが、ABテストの正確性を上げる効果的な手段です。以下で、AAテストとは何か、なぜABテストの精度を上げることができるのか、そして実施する際に気をつけたいポイントは何かについてご説明します。

AAテストとは

AAテストとは、ABテストのAパターンとBパターンに同一のクリエイティブを設定して検証を行うことです。

通常のABテストは異なるAパターンとBパターンを戦わせて成果を比較するものですから、AAテストは不思議な取り組みに見えるかもしれません。

しかし、上述した通り、AAテストを事前に実施することでABテストの正確性が向上するというメリットがあります。

AAテストがABテストの正確性を上げる2つの理由

AAテストでABテストの精度が上がる理由は2つあります。

  • ABテストの乱れが収束するまでの期間と必要な露出数を把握できる
  • ABテストの誤差の範囲を把握できる

ABテストの乱れが収束するまでの期間と必要な露出数を把握できる

ABテストを行う時、どれくらいの期間テストを続ければよいのか、そしてどれくらいの露出数(ユーザー数)が貯まれば成果を判断してよいのか疑問に感じたことはありませんか?

結論から言うと、テスト期間や露出数に絶対的な基準は存在しません。なぜなら、扱っている商材やサイトのタイプによってコンバージョンの質や発生するまでの期間が異なるからです。

しかし、AAテストを実施することで、ご自身のサイトにおける基準は把握することができます

AAテストでは同じパターン同士で対決させていますから、結果も同じ水準で推移するように思えますが、実施してみると同一クリエイティブであるにもかかわらず差がつくことが多いです。これはABテストの乱れの部分です。

この乱れが、ある程度の期間や露出数が担保されてきた段階で、徐々に小さくなっていきます。

この、乱れが収束して2つの同一のクリエイティブが同じ水準の結果を見せるようになるまでにかかった期間や露出数が、その商材・サイトで実施するABテストの成果を判断するために必要な期間と露出数と考えることができます。

このように、ABテストを継続すべき期間と担保すべき露出数を把握できることが、AAテストでABテストの精度を高められる理由の1つ目です。

ABテストの誤差の範囲を把握できる

上記でABテストの乱れが収束するラインを把握することについて解説しましたが、収束すると言っても完全に同じ結果が出ることは稀です。

同じ条件でかなりの期間と露出数が蓄積されている段階でも、結果にある程度の差は生じます。

それならAAテストをしても結局は意味が無いのでは…と思われるかもしれませんが、この収束した後にも残るわずかな誤差がどれくらいかを把握できることが大きなメリットになります。

例えば、誤差が仮に3%だったとすると、ABテストを実施してAパターンがBパターンよりも2%良い結果を出していた場合、もしかするとAパターンの勝ちは3%分の誤差により乱された部分かもしれず、実は本当の勝ちパターンがBパターンである可能性があります。

このように事前に把握した誤差に収まる程度の差しか結果に現れない場合、そのAとBは優劣をつけられるものでは無いということになりますので、バリエーションを変えてテストを続けるべきだということがわかります。

仮に誤差の範囲を把握していなかったとしたら、このABテストの結果を見てAパターンが勝ちだと確定させてしまっていたでしょう。AAテストにはそのような判断ミスを防ぐメリットがあります。

AAテストを実施するときに気をつけたいポイント

ここまで解説してきた通り、AAテストはABテストの事前準備として非常に有効です。

ただし、AAテストそのものは直接的に成果の改善に結びつく取り組みではありません。あくまでもその後工程であるABテストが実施され、そこでの判断を元にサイトの改修が繰り返されることで成果が向上します。

そのため、AAテストで得られた示唆で満足せずに、ABテストの実施や勝ちパターンの全体反映などまで着実に行うことが重要です。

AAテスト:まとめ

AAテストによってABテストの正確性は高くなります。その理由は下記の2つです。

  • ABテストの乱れが収束するまでの期間と必要な露出数を把握できる
  • ABテストの誤差の範囲を把握できる

そして、実施する際はAAテストで満足せずにABテストやその後の改修まで完遂してはじめて効力を得られることに注意しましょう。

なお、リラクスが提供しているCAO(カオ)というABテストツールなら、追従ボタンやポップアップなどのコンバージョンに直結する重要なパーツのABテスト(もちろんAAテストも)を誰でもカンタンに行うことができます。

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