無料のABテストツールGoogle Optimizeの特徴と設定で間違えたくない3つのポイント

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ABテスト

Google OptimizeはGoogleが提供するA/Bテストツールで、無料で利用することができます。

有料のA/Bテストツールは高額な傾向がありますが、Google Optimizeは無料で使えるにもかかわらず有料ツールと比べても遜色ない機能を備えており、非常に便利です。

どちらかというと中級者以上向けのツールで、操作にはある程度のスキルが必要ですが、慣れてしまえば継続的なページの改善を実現できるようになります。

この記事では無料のA/BテストツールであるGoogle Optimizeの特徴を説明し、その上で、設定を行う時にともすれば間違えやすい3つのポイントと、それぞれの正しい設定方法を解説します。

全体的な操作方法については既存の記事がたくさんあるため、そちらをご参照ください。例えばアナグラム株式会社の解説記事などがわかりやすいです。

無料のABテストツールは珍しい

Google Optimizeの最大の特徴は無料のABテストツールであることです。ABテストツールは高額なものが多いので、これはかなり大きなメリットです。

例えばメジャーな有料ABテストツールのVWOは、月額15万円からとなっています(2019/12現在)。その他のツールはほとんど都度見積もりになっており価格テーブルは公開されていませんが、VWOよりも高額であることが多いでしょう。

このような水準を踏まえると、無料で使えるABテストツールGoogle Optimizeのすごさがよくわかります。

Google アナリティクスとの連携でABテストの設定が簡単

ABテストを実施しようと考える方であれば、ほぼ100%Googleアナリティクスを普段から利用されていると思います。Google OptimizeはもちろんGoogleのツールなので、Google アナリティクスとの連携が可能です。

例えば、ABテストのコンバージョンをGoogle アナリティクスで設定済みのコンバージョンのリストから選択できますので、手間がかかりません。

また、ABテストの設定が完了すればテストの進捗はGoogle アナリティクスの管理画面からも確認することができます

普段Google アナリティクスで分析している方には便利な機能です。

無料のABテストツールGoogle Optimizeの設定で間違えたくない3つのポイント

上述した通りGoogle Optimizeは無料かつ便利で、非常に魅力的なツールです。

これをしっかり使いこなす上で気をつけたいポイントが3つありますので、以下でそれぞれ解説していきます。

レスポンシブの設定を忘れない

A/Bテストを実施するようなページのほとんどは、レスポンシブで実装されているでしょう。

テスト対象の要素がメディアクエリで異なるCSSを受けている場合、注意が必要です。キャプチャを見ながら具体的に解説していきます。

メインコピーでA/Bテストを実施

例えば、こちらのページのメインコピー(「3分のカンタン操作で、コンバージョン率を改善」)をA/Bテストの変数として設定するとします。

Google Optimize

右下の「HTMLを編集」から、Bパターンの文言を設定できます。

HTMlを編集

仮に、Bパターンのメインコピーを「コンバージョン率を改善」にしたとします。

Bパターンのメインコピー

「適用」を押すと変更が反映されます。

Bパターンのメインコピーが適用

このケースでは、文字数が減って、メインコピーが2行から1行に変わったため、上の余白を少し調整した方がバランスが良いでしょう。

右下のボックスの中に、マージンを指定できる箇所があります。

マージントップを調整

配置を調整できました。

しかし、実は、このやり方は要注意です。

スマホでのプレビュー

この状態で、スマホで閲覧した場合どうなるでしょうか。上記の箇所からプレビューすることができますので、見てみましょう。

不自然なマージン

このように、上の余白が不自然に空いてしまっています。

これは、先ほどPCのビューを基準に設定したマージンが、そのままスマホにも適用されてしまっていることが原因です。

右下のボックスからはメディアクエリが指定できず、レスポンシブで当てるCSSを分けべき場合でも、共通のCSSが適用されてしまうのです。

レスポンシブの設定はコードアイコンから

レスポンシブを設定したい場合は、右上にあるコードアイコンをクリックしましょう。

メディアクエリの記述

すると、このようにCSSを自由記述できるウィンドウが開きます。ここで、メディアクエリを記述すれば問題解決です。

スマホでも正常に表示

この通り、スマホでも正常に見られるようになりました。

パラメータつきのURLをテスト対象に含める

2つめの注意点は、A/Bテストを実行する対象ページの設定です。

URLに対して「次と一致」と指定された状態

初期設定では、このようにURLに対して「次と一致」と指定された状態になっています。

このままテストを開始すると、広告などでURLの末尾にパラメータがついた場合、A/Bテストの対象外になってしまいます。

「テストを開始したものの、セッションが全然増えない」という状態になりかねません。

URLとの一致条件の変更

これを解決するためには、ペンアイコンからこちらの画面を開き、条件を変更します。プルダウンから対象ページのURL構造に適した条件を選択しましょう。

ルールの確認

例えば、「次を含む」で指定した場合、黄色の枠線の中のようにパラメータがついていても条件を満たすためテストが実施されます。

これで、パラメータつきのURLでテストが実施されない問題も解決です。

テスト開始後は設定変更ができないので、見直しは慎重に

最後の注意点として、Google Optimizeでは一度テストを開始すると設定の変更ができません。

開始後に何かミスが発覚した場合は、一度テストを終わらせて、新たにエクスペリエンスを作り直す必要があります。

開始前には慎重に見直しをしましょう。

無料のABテストツールGoogle Optimize:まとめ

無料のABテストツールであるGoogle Optimizeの特徴と気をつけたい3つのポイントについて解説してきました。

おさらいすると、Google OptimizeはABテストツールなのに無料で使える上、Google アナリティクスとの連携もできて非常に便利です。

また、実際に使う上では下記の3点に気をつけながら正しく設定を行いましょう。

  • レスポンシブの設定を忘れない
  • パラメータつきのURLをテスト対象に含める
  • テスト開始後は設定変更ができないので、見直しは慎重に

なお、リラクスが提供しているCAO(カオ)なら、CVボタンやポップアップに特化してABテストをカンタンに行うことできますので、併せてチェックしてみてください。


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